◎同一主人公で戦国BASARA全キャラ制覇しちゃおう!という思いつきのページです。
更新は(多分)遅いです。ちまちまやるのでその辺よろしくお願いします。

猿飛佐助(甲斐のおかん)     片倉小十郎(奥州の苦労人)     前田慶次(祭り大好き男)
真田幸村(甘味大好き熱血漢) 伊達政宗(自称クールなセクハラ男) かすが(えちごびゅーてぃー)

















猿飛佐助編

「さーすけさーん!さすけさん!さーすーけーさーん!」
姿は見えないけどたぶん近くにいる(と思う)佐助さんを呼んでみる。
「…いやいやいやいや、ちゃん。そんな連呼されると流石の俺様も思わず出てきちゃうんだけどなー」
いつの間にか背後に現れた佐助さんはちょっと困った顔をしている。庭先で佐助さんの名前を1人で連呼している私は大概変な人だけど、たまに天井からひょっこり顔を出す佐助なさんにそんな顔をされたくない。
「だって幸村さんが『困ったら佐助を呼べばよい!』って…」
少し幸村さんの声色を真似て見ると佐助さんは更に疲れたように頭に手を置いて「ちょっと旦那ー…」と遠くを見て呟いてる。
「ま、いいや…。で、ちゃんはどしたの?」
「私の簪知りません?黒地で赤い花柄の…」
「あぁ!それなら確か棚の…って!そんなこと聞くのに俺様呼んだの!?」
「流石佐助さん!ノリツッコミも習得済みなんですね!」
心の中で拍手喝采。思わず拍手を送る。
ちゃん…」
なんだか良く分かんないけど佐助さんが項垂れてる。
「佐助さんお疲れですねー。幸村さんに言って休み貰ったほうがいいんじゃないですか?」
「俺様ちゃんは武田軍で数少ない常識人だと思ってたよ…」
なんだか怪しい笑みを浮かべてきた佐助さんに、少し後退する。
「ゆ、幸村さぁぁあああん!!!!!!佐助さんがご乱心ですー!!!!」
「はいはいはいはい、ちゃんちょっと黙ってようね」
「んぐ!?」
佐助さんに口を塞がれて身柄を拘束された。内心汗だらだらなんですけど。
「俺様が忍びのお仕事を手取り足取り腰取り教えてあげるからねー」
「!?」(破廉恥だー!破廉恥がいるー!幸村さぁぁあああんん!!!!!)

ずるずると佐助さんに連行されて忍びがなんたるかを延々と説教されました。(もちろん正座で)


ちなみにその頃の幸村さん。
「む?誰かに呼ばれたような…、いや空耳か…」
と佐助さんがいないのをいいことに団子をこれでもかと食べてたらしいです。(あの甘党野郎がッ!)
もちろん後で佐助さんに説教されたのは言うまでもない。
▲もどる










片倉小十郎編

「うわー…、小十郎さんって器用ですねー…」
すごーい、と関心しながら小十郎さんの華麗なる野菜捌きを見学中である。
「ふっ…、これくらいたいしたことは無い。も練習すればすぐ出来るようになるぞ。」
さっきまで泥まみれだった牛蒡は綺麗に土を落とされ、尚且つ小十郎さんの手によって笹掻きされている真っ最中だ。
「やー、私ジャガイモの皮を剥くので精一杯なんですがー…」
「お前は器用そうなのに実際は鈍くさいからな…、ケガをするのが落ちかもしれん」
「そんな真っ向から否定されると悲しいんですけど。」
「はははは、政宗様もお上手だぞ」
牛蒡の笹掻きをしている政宗さんを想像してしまって思わず噴出してしまった。だ、台所が似合わない!というか、割烹着とか着けるんだろうか!?思わずニヤァと笑ってしまうのを我慢して、そんなものを想像したとばれたら小十郎さんは怖いので俯いて隠れる。
「で、でも殿様がこんなとこに立っていいんですか…?」
「普通はそうでもないが、政宗様は料理がお上手であられるからな。も習うといい」
馬に乗るときは手綱を握らず、伊達軍といえば柄が悪い(もちろんその筆頭である政宗さんも)、しかもこの時代に異国語を喋っちゃう(自称)COOL GUYだし…。そんな政宗さんが台所に立っておたまをもって料理…!似合わなすぎる!
「こ、今度教えてもらおうかなー…」
あはは、と笑うと小十郎さんも「そうしろ」と楽しそうに笑ってる。というか、政宗さんのことを話してるときの小十郎さんはとても優しい顔をする。それほど大切な人なんだな、と微笑ましく思ってしまう。(普段の小十郎さんはちょっと怖いけど)
、その人参の皮を剥いてくれ。出来るな?」
「そのくらいは出来ます!」
と自信を持って答えたがいいが、如何せん包丁の切れ味が良すぎるので怖い。
「え、えーっと、小十郎さん…。人参ってこういう剥き方ですよね…?」
「ああ。にしても皮が分厚いぞ。」
「う゛…」
「…まぁいい。自分を剥くなよ」
「が、頑張りまっす!」
的を得ている小十郎さんの言葉がずっしーんと響いた。あうー…


「できたー!!!!」
やっとの思いで完成した煮物!THE 和食!
「ケガもしなかったようだし、上々の出来だな。」
と小十郎さんからお褒めの言葉も頂きました!いえい!
「よし、では政宗様のところに運んで食べるぞ」
「はーい!」

(Oh,Fantastic!もやりゃあ出来るじゃねぇか!!!)
▲もどる










前田慶次編

「あ゛〜っ!もう!五月蝿いなぁ!鯉だとか恋だとかうーるーさーいー!そんなに食べたいならその辺の屋敷にいるって!」
耳に手を当てて「聞こえなーい」とつん、と横を向く。
「ったく、はそうやってすぐ照れ屋だなぁ夢吉!」
と肩に乗せた子猿に問いかけると「キキッ」とうれしそうに慶次の肩を行ったり来たりしている。ていうか、何故に猿に問いかけるのか分かんないんですけど。
「いや、そもそも照れてないんだけど」
慶次は聞いちゃいないけど、取りあえず否定しておく。
「なぁ、恋ってのはいいと思わねぇか?」
「まぁ結ばれればいいもんじゃないですかねぇ」
2人で煎餅をぼりぼり食べながら会話している。この状態がまず恋とは無縁だと思うのは私だけでしょうか。(某芸人風)色気のカケラもない。
「ったく…、も黙っときゃぁ美人なのになぁ…」
「余計なお世話なんですけど」
「お!ほら…、あの子可愛いと思わねぇか!?」
慶次は団子屋の店先で注文をとってる町娘っぽい子を指差す。指差したらばれちゃいますよー!てか、人を指指しちゃ駄目だって!
「んー、可愛い系だよね。でも私は美人なお姐さんの方が好きなんだけどなぁ」
「え゛?って女が好き…?」
「は?まさか。どっちかっていうと年上の頼れる美形で少しツンデレ入ってる男の人が好きだけど。程よくお金を持っていると尚良し。」
「…細かいなー」
「夢は大きく!理想は高く!あ、ちなみに少々声フェチなんでそこんとこも考慮しなくちゃ!」
ガッツポーズをして、ゲットだぜー!と言ってみた。
「(こえふぇち?ってなんだ…?)」
よく分からん、と首を傾げている慶次。と夢吉。…あんたら兄弟みたいなんだけど。
「じゃあ慶次は?どんな子が好きなの?っていうか、いるの?好きな子?」
「なんだよ、そんなに俺のことが気になる?」
とニタニタと笑っている。
「どっちかっていうと夢吉の方が…」
と言ったら子どもみたいに拗ねた。
「ほらほら、お兄さん。よそ見してると煎餅が焦げちゃいますよ。」
「う、あ!俺の煎餅!」

煎餅を必死に引っくり返している慶次を見て慶次も黙っとけば美形なのに、と思ったのは内緒。
▲もどる