キラキラな世界



いつものように顔を洗って、ご飯を食べて 窓から入る朝日ってこんなにも綺麗だった?  私を包む周りの景色がキラキラと輝いている  低血圧でいつも朝は苦手な私が、今日という日を心待ちにして目覚めた  清楚な制服に腕を通して、鏡を見て髪形をあらゆる角度からチェックする  風を切って自転車を走らせる。黒髪が流れるように揺られて、シャンプーの匂いがした。  自転車を所定の位置において、呼吸を整え 教室に入る。
まだ来ていない
安堵なのか、よく分からないため息 深く息を吸って吐いた 椅子を引いて鞄を横にかけて、腰を下ろした
「おはよう」

右後ろの席のお妙ちゃんは爽やかな笑顔全開だ。

全ての世界はキラキラして見えるのは、きっと 絶対 そうに違いない

「はよー」

教室のドアの近くで聞こえる、声

心臓が勢いよく音をたてて急かしながら動いているのが分かる

足音がだんだん近づいてきて、私の席の横で止まった

「はよ、

眠そうで少し掠り気味の声が耳に触れる

紅くなる頬を押さえて、上を向くと 少し寝癖の付いた金色の髪が目に入った

「おはよ」

キラキラと輝いている原因は、君がいるから


 (君の一挙一動にドキドキして、もうどうしようもない)